コンピュータビジョン・HCI :菅野裕介

アピアランスベース視線推定

環境の中で人がどこを見ているかを認識することで、注意に関連する人間の内部状態推定や人の注意に応じた柔軟な情報提示などの様々な応用が実現できます。従来の視線推定は専用のハードウェアを必要とする手法が主流でその応用範囲が限られていましたが、私達は大規模な学習データセットと機械学習によりカメラ画像のみを入力とした視線推定手法を開発しています。

インタラクティブな機械学習

画像認識や機械学習にもとづくシステムをデザインする上で、学習済みモデルの応用を考えるだけでは不十分なケースは数多く存在し、ユーザ自信が自分なりの認識モデルを主体的に設計できる枠組みが重要になります。本研究室では、ツールとしての機械学習を一般ユーザに開かれたものにするために、インタラクティブな機械学習環境を実現するための可視化手法・インタフェース設計やワークショップを通した分析など、システムの開発とユーザ評価・検証実験を通してこの課題に挑戦しています。

電気の回廊