東大電気系は明治6年に英国よりエアトン教授が招聘され設立された、工部省工学寮電信科に始まります。
世界最初の総合大学における電気工学分野の学科として、以来140年を超える長きにわたり、電気工学・電子情報工学の学問体系を究め、トップレベルの研究成果と人材とを社会に還元してきました。
東京大学工学部3号館の1階廊下では、現在「電気の回廊」と称して、全研究室の最新情報と研究概要をポスターで紹介しています。毎年五月祭では、電気系の大学院進学を希望する学生に向け、ポスター紹介と研究室見学のイベントを開催しておりました。しかし、今年はコロナウイルス感染予防対策のため、五月祭および研究室紹介のイベントは中止が決定しています。
そこで、総勢100名にせまる電気系関連職員の研究内容について、10の分野ごとにまとめた「電気の回廊」Webサイトでご紹介いたします。
電信柱から発電機の作り方からその使い方(電力・制御)、電信電話に始まる情報伝達と処理手法(通信・情報)、それらを制御する回路素子(電子デバイス・システム)と、電気系は現代社会が必要とする数多くの技術課題に根ざした学問体系を構築担当しています。結果、多くの先端科学技術にそれって“電気”と気づかされるのです。是非、東京大学工学部の電気系の学生として、一緒に電気の魅力を探求しましょう。
東京大学工学部の電気情報工学科および電気電子工学科の研究室は、以下に示すキャンパスに展開しています。
〒113-8656
東京都文京区本郷7-3-1
教育学部と大学院です。工学部2・3・9・10・12・13号館並びに武田先端知ビルを拠点としています。
〒113-8656
東京都文京区弥生2-11-16
情報基盤センター教員は、2020年現在、浅野キャンパスに居室・研究室があります。
〒112-0015
東京都文京区目白台3-28-6
東京大学目白台インターナショナルビレッジ
東京大学電気系は工学部工学寮電信科から始まりました。21世紀の今、国際宿舎と研究室が一体となった新しいキャンパスが出来ました。電気系関連では、d.lab先端設計研究部門とインクルーシブ工学連携研究機構が入っています。
〒277-8589
千葉県柏市柏の葉5-1-5 第2総合研究棟
新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻並びに関連の研究室が展開しています。
千葉県柏市柏の葉柏の葉6-2-3
情報基盤センターの電気系関連の教員居室・学生研究室は2021年度に柏Ⅱキャンパスに移動予定です。
〒153-8505(生産技術研究所)
〒153-8904(先端科学技術研究センター)
東京都目黒区駒場4-6-1
生産技術研究所(IIS)、先端科学技術研究センター(RCAST)の2附置研からなります。
〒252-5210
神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1
東京大学を起源に持つ宇宙科学研究所が宇宙航空研究開発機構(JAXA)となって現在に至ります。
〒101-8430
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
国立情報学研究所の研究室が展開しています。